モースとストレンジ

後のこと、つまり、スタレンジがモースの上司となって、モースが亡くなるまで彼を理解し、守り続けたことを考えると、二人の出会いは大事なシーン。1964年、モースが刑事になりたての頃、ある現場に行き、先に来ていた制服警官の不手際をいきなり叱る。その警官が、「あなたは誰?」と聞くので、「モースだ」と言うと、「ストレンジ」という答え。モースが、「……」と反応すると、「ジム・ストレンジだ」と名乗る。それが、二人の出会いだった。その時点では、モースの方が先輩で、階級も上。モースはストレンジをいいように利用する。モースなりに、彼のことを認めているわけだ。若い時から、モースは頭が良く、直感力もあるが、社会性がなく、人づきあいや世渡りが下手。その上、自信過剰で、他人を上から目線で見るし、人の言うことを聞かないし、人の好意を受け入れない。結婚できないのも、友人がいないのもよくわかる。ストレンジはその真逆で、着々と昇進し、ついにはモースの上司になる。モースのような人物が刑事として人生を全うできたのは、ストレンジやサーズデーのように(後に部下になるルイスもそうだが)、彼を理解している人物が近くにいたからだろう。そうした、人と人との結びつきが大事なことをモースが教えてくれている。

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