ストラヴィンスキーとバレエ・リュス

クラシカジャパンで、マリンスキー・バレエの「ストラヴィンスキーとバレエ・リュス」を見る。バレエ・リュス時代にストラヴィンスキーの音楽で作られた作品のトリプル・ビル。フォーキンの「火の鳥」、ニジンスキーの「春の祭典」、ニジンスカの「結婚」の3本。「火の鳥」と「春の祭典」は派手な美術、鮮やかな色彩の衣装、登場人物が多く、ストーリーが複雑で、エキゾティックな雰囲気で作られている。20世紀の初めのヨーロッパではこういう作品が好まれたのであろう。少し後に作られた「結婚」はだいぶ趣が違う。結婚の儀式をバレエ化した作品で、ストーリーはなく、セットはシンプル、衣装は地味。古い作品ではるが、上演価値があるのは、音楽がただのバレエ音楽ではなく、音楽そのものとして素晴らしいからであろう。