ルスランとリュドミラ

クラシカジャパンで、クレムリンバレエの「ルスランとリュドミラ」を見る。1993年製作の映像版。本来はグリンカのオペラだが、今は序曲だけが有名で、作品自体は知られていないが、それをバレエ化したもの。リュドミラというお姫様と婚約者のルドミラが、困難に会いながら最後はめでたく結ばれるという、「ライモンダ」のようなお話。マイムはほとんどなく、踊りで構成されており、男性中心の作り方で、男性のコール・ドが活躍するなど、グリゴロヴィッチの影響が見て取れる。監督のオレグ・グリゴロヴィッチというは何者なのか不明。原作はプーシキンなので、いかにもロシア的な華やかさと怪しさであふれている。しかし、グリンカの音楽は素晴らしい。序曲だけしか知られていないのがおしいが、この曲の影響で「スパルタカス」や「ライモンダ」が生まれたのは確か。