ロイヤルの「白鳥の湖」

wowowで、ロイヤルバレエの「白鳥の湖」を見る。プティパ、イワノフ版に、アシュトン、ベントレーが手をいれ、アンソニー・ダウエルがまとめて演出している舞台。20世紀初頭のヨーロッパのどこかの王国が舞台という感じなので、「うたたかの恋」の世界観。王子はまさしくルドルフ。母親との確執があり、結婚をいやがり、すべてがうっとうしい状態。家庭教師や学友は、酒ばかり飲んでいる仕方のない連中で、妃の座をねらう女性たちがたえず近づいてくる。この女性たちが描き方が面白い。彼女たちは花嫁候補ではなく、求婚者で遠慮なく自分を売り込む。近代の女性をイメージしている。その割に、ロットバルトは梟の精というのが、時代錯誤な感じ。第1幕は庶民たちの場、第3幕は上流階級の仮面舞踏会。